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白いものを白く撮る

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【毎日が楽しくなるフォトライフのススメ】  2号
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 ◆白いものを白く撮る◆

白いもので、この季節思い浮かべるものは・・・雪。
日本海、北陸以北の地域の方は、招かざる客になってる、雪ですが、
撮影者の心を捉えるのも、また雪なんですよね〜。
日本人は雪景色が大好きな民族だと思います。

そんな冬の風物詩、雪ですが、白い雪を白く撮るってこと、
案外、難しいんですよね。

え、だって、撮れてるよ〜雪!
そうです、確かに撮れます、何にもしなくても。
けれど、果たして雪の白さが表現されてるかってことになると、
疑問だな?的な写真になったりしてませんか?

 ●反射率18%のグレー●

被写体の反射する光の強さにによって露出(光量により絞りやシャッターで
露光を調節)が決定されますが、その露出をはかる基準が、反射率18%の
グレーと世界的に定められているのです。
大体、雨の日の濡れたアスファルトが、この18%のグレーと言われています。


例えば、ある白いものを写そうとします。
カメラはその白いモノに反射した光の量をセンサーで感知します。
それが真っ白ならば反射率100%であったりします。
「光の量が多いね〜、これならば白くなりすぎてモノが写真に写らないよ〜」
と、カメラ側が勝手に判断。
実際より暗く写してしまうのです。
白いものを白く撮ってくれればいいものを、白い色があまりに光を反射
するもんだから、カメラが勘違いしちゃってるんですね。

画面に白いモノの割合が大きければ大きいほどこの差が現れます。

では、このカメラ側の好意的な誤解をどう攻略するか?

 ●露出補正する●

露出補正するしかありません。
 *露出補正 : カメラ側で決めた露出を任意で補正すること。
        プラス補正にすると明るく写る。

一眼レフカメラの方なら、いたって簡単です。
マニュアルを広げてもらって「露出補正」というキーワードを
探して、露出補正できるようにカメラを設定して下さい。
おそらくAE優先モードで撮られると良いでしょう。
もしくはマニュアルモード。
補正の値を+(プラス)補正して下さい。
状況にりますが、+1〜1.5くらいの補正をしてやれば白は白く
写ります。

コンパクトデジカメの方は、カメラによってそれぞれの撮影モードが
あるとは思いますが、マニュアル(M)モードにして露出補正を
設定する画面にしてプラス1〜1.5くらいの補正で撮ってみて下さい。
あるいは、最近の優秀なコンパクトデジカメなら、撮影モードに、
雪(スノー)、海・雪(ビーチ&スノー)モードがあると思います。
そういった撮影モードにして撮るだけでも差が現れます。

こういったことを裏付ける画像がこれ。
↓ ↓ ↓ ↓
画像を見る

1 カメラ任せでとった画像。白が薄らグレーになってます。
2 露出補正をプラス1/3かけたもの。まだちょっと暗いですね。
3 露出補正をプラス2/3かけたもの。だいぶん白は白になってきました。
4 露出補正をプラス1かけたもの。白い部分は白くなりました。
5 参考までに、露出補正をマイナス1/3かけたものも載せてみました。
  非常に暗いですね。


このように、白いものを白く撮るには露出補正をプラス側(明るいほう)
にしていけば撮れます。
よほどの意図が無い限り、マイナス補正は白いものを撮るときは
タブーとされています。

さぁ、体中にカイロを貼り付け、雪に立ち向かおうではありませんか!
きっと感動する雪景色を撮れること間違いありませんよ。

注意事項:
 画面の白を占める割合が少ない場合、もしくは、人物や
その他の景色を際立たせたいときは、この限りではありません。
 雪は白く写りますが、人物やその他の景色が白っぽくなりますので。
 場合にもよりますが、カメラ任せで撮ったほうが無難でしょう。


気持ちを楽にして、その瞬間を楽しむ。
ピンボケ、手ブレ、怖がらずに!(笑)
ぜひ今日、一枚、「心」を動かす写真を撮ってみてください。
そして明日も。

☆ふうちゃん写真☆
 ドッグイヤー

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